コーヒーのダイエット効果と正しい飲み方

コーヒーはカフェインの多い飲み物として大量に飲まないように注意しなければならない飲み物として認識されていますが、メリットもたくさんあります。特にダイエットに効果があり、カフェインのほかにクロロゲン酸にも脂肪分解する作用があります。

コーヒーダイエットとは

集中力を高めるため、リラックスするために飲まれることが多いコーヒーですが、脳卒中の発生リスクを下げたり、ダイエットや便秘にも効果があることが知られています。発汗作用も高いので脂肪燃焼効果と合わせてダイエットに向いているドリンクなのです。

ウオーキング前に飲んだり、腹八分目にしてコーヒーを飲んだり、オイルやバターを入れて飲んだりするのがおすすめです。インスタントでも効果が出ますし、砂糖やミルクを入れて飲む方でもブラック程ではありませんが、きちんと結果を出せます。

ブラックコーヒーはゼロカロリーなのでダイエットに適しています。食欲を抑える効果と脂肪燃焼効果があるので腹八分目にして食後に飲みます。発汗作用を高めてくれますから入浴前にもおすすめです。

コーヒーを飲んで痩せる理由

カフェインにはリパーゼと呼ばれる消化酵素を活性化させる働きがあります。リパーゼは脂肪を分解する酵素ですので食後にコーヒーを飲むと脂肪燃焼効果が高まるのです。ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸も脂肪の分解を促進させる効果があり、体脂肪の蓄積を抑えてくれます。

カフェインには血行促進効果もありますから、代謝がアップして消費エネルギーを増やしてくれます。利尿作用の高いカフェインを飲むことで体内に蓄積された水分や老廃物が排出されやすくなります。

老廃物と脂肪が結合したものがセルライトですが、コーヒーを飲むことでセルライトができるのを予防する効果もあります。カフェインは腸の収縮を促進する効果もあるので便秘を解消してくれますから、循環の良い健康的な体になれます。

ドリップコーヒーがダイエットに効果アリ

インスタントでも粉でもダイエットに効果があります。カフェインとクロロゲン酸がダイエットに効果をもたらしてくれますので、ドリップコーヒーは特に成分が濃厚です。外出先であれば缶コーヒーでも構いません。深入りよりも浅入りのほうがクロロゲン酸やカフェインの含有量が多くなります。

クロロゲン酸は熱に弱いので深入りよりも浅いりのほうが成分が残りますし、お湯の温度も80度くらいにすると成分が破壊されずに抽出量が増えます。香りや味については好みを選ぶことができますから、リラックス効果の高い、美味しく飲める豆を探すとダイエットを続けやすくなります。

濃いエスプレッソのほうがカフェインが多いのではないかと思われがちですが、見た目の濃さとは関係なく浅いりのアメリカンのほうがカフェイン量が多くなります。

コーヒーの気になるカロリーとは

コーヒーのカロリーはゼロカロリー、ここに砂糖やミルクを加えることでカロリーが増えてしまうことになります。カロリーが多くなってしまってはダイエット効果もなくなってしまいますのでブラックで飲むのがおすすめですが、どうしても甘くしたいという場合にははちみつや羅漢果、オーガニックのローシュガーがおすすめです。

ココナツオイルを入れると脂肪分解に役立ちます。はちみつよりもカロリーが低い甘味料としてはメープルシロップがあります。豊富なビタミンとミネラルが入った黒砂糖もおすすめです。

低GI商品として注目されている甘味料のアガベシロップもおすすめです。必須アミノ酸が16種類も含まれたココナツシュガー、トウモロコシ原料のエリストリトールも便利です。

ダイエットに効果があるコーヒーの飲み方

アイスよりはホットのほうがクロロゲン酸の吸収率が高くなります。砂糖を入れてしまうとカフェインが減ってしまいますし、砂糖やミルクは15キロカロリーほどのカロリーがあり、ブラックよりも効果が落ちてしまいます。クロロゲン酸は熱に弱いので、熱湯ではなくちょっと熱めのお湯で淹れるのがおすすめです。

運動の前、入浴の前などこれから発汗するというタイミングで飲むと効果的です。シナモンや豆乳を入れれば味に変化もつけられます。1日2杯程度にして、眠れなくなりますから、寝る前に飲まないように注意が必要です。

ドリップコーヒーで飲むとジテルペン類と呼ばれる血中コレステロールや中性脂肪を増加させる物質をフィルターで除去することができます。

いつコーヒーを飲んだらいいの?

コーヒーに含まれるカフェインは胃液の分泌を促進する効果があるため、飲みすぎたり、空腹時に飲んだりすると胃の粘膜が荒れて胃痛の原因になります。カフェインには依存症があり、摂取しないと頭痛、疲労、うつなどの症状が出てしまうこともあります。

水分を排出してしまう効果が高いので水分補給として飲むよりもリラックス効果のために飲むのがおすすめです。食前では食欲抑制効果が、食後には脂肪燃焼効果、消化促進効果が期待できますので好みで食前か食後に飲むのがおすすめです。

エクササイズの前に飲むと代謝が向上して、発汗作用も高くなりますが、同量の水を飲んで水分補給することも大切です。寝る前に飲むと覚醒効果で眠れなくなりますので注意が必要です。

飲みすぎには注意!1日に飲んで良い量

1日の摂取量の上限はカフェインでは500ミリグラムといわれています。カフェインの効果は3時間程度継続しますので、続けて大量に飲まないようにすることも必要です。副作用はめまい、ふるえ、頭痛、食欲不振、動悸などがあり、症状を感じたら飲むのをやめるようにすることが大切です。

鉄分の吸収を抑制してしまい、貧血を起こす可能性があることから、妊婦さんにカフェインは禁物です。アイスで飲むと内臓を冷やしてしまうので、ホットで飲むのがおすすめです。多くても3時間から4時間おきに1日3杯から5杯に抑えておくのがおすすめです。

多くても400ミリグラムといわれています。半日で500ミリグラム以上を摂取すると急性中毒症のリスクが高まるといわれています。

コーヒーだけにならず水分の補給を忘れずに

カフェインを飲むことで体内の余分な水分が排出され、むくみを解消してくれるという効果がありますが、栄養素を体内に運ぶためには水分も必要になりますので、コーヒーだけを飲むのではなく水やお茶も飲む用にすることが大切です。

二日酔いの時にもおすすめで、アセトアルデヒドを分解してくれる働きがありますから二日酔いを抑えてくれる働きやむくみを解消したり、水分補給ができたりと便利です。水分がないと脂肪分解のための加水分解ができなくなります。

脂肪の運搬も水分によって行われますし、細胞に栄養を運び、老廃物を回収するのも水分です。水分が不足すると脂肪燃焼効果が抑制されることになりますから、コーヒーを飲んだら同量の水分を取るようにして水分不足を起こさないようにしなければなりません。

妊娠中は注意が必要です

鉄分が不足しがちな妊婦さんは特にカフェインの摂取には注意が必要です。カフェインは鉄分の吸収を抑制してしまうためです。1日に8杯以上の妊婦さんでは死産率が2倍になっているという研究結果もあります。

妊娠の後期になると代謝が緩やかになり、カフェインを分泌して排出するまでの時間が長くなるということも理由です。胎児の肝臓機能はカフェインを分解する力がなく、発育の遅れに影響するといわれています。

カフェインは紅茶、コーラ、ココアなどにも含まれていますので妊婦さんがお茶を飲むなら麦茶がカフェインフリーでおすすめです。WHOでは1日の摂取量は300ミリグラムですが北欧や北米では200ミリグラムですので1日1杯から2杯程度ならリラックス効果もありますので全くダメというわけではありません。

妊娠中でなくてもコーヒーでダイエットする時の注意点

美味しくコーヒーを飲み、リラックスしながらダイエットができ、無理な食事制限をしなくても自然に痩せられるという分、注意しなければならない点もあります。1日3杯、4時間置きということになると自然に朝、昼、午後という飲み方になります。

カフェラテやカプチーノではカロリーが高くなりますのでブラックで飲む方がダイエットに適しています。コーヒー1杯あたりのカロリーはブラックならゼロ、砂糖やミルクを少量なら8キロ、カフェオレなら75キロ、ウインナーコーヒーは115キロもあるからです。

深入りの豆では熱でクロロゲン酸が破壊されてしまうため、浅いりを選びます。80度のお湯でドリップしたコーヒーを飲みます。クロロゲン酸はミネラルやカルシウムを吸収しづらくしてしまうので小魚や野菜を取るように心がけることが大切です。